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GXR MOUNT A12



夕刻から夜のとばりにかけて、空の色が透き通るような深い青になる瞬間がある。
観覧車があまりにもゆっくりと時を刻むので、僕はさっきから考え事ばかり。



500mmも最短付近で撮ってみると、意外性があって面白い。
上の写真の背景は、空ではなく工事現場のブルーシートである。
フィルム時代は怖くて冒険できなかった事も、デジタルであればコストを掛けずに色々実験できる。
がしかし、桜を撮るのに500mm持ち出す人も珍しい、と思うが(笑)。。。





だんだん週次の観察日記のようになっているのが気になるにしても(笑)、季節のスピード感はこんなにも速いものだと思い知らされている。

もう桜が咲いてしまった。

毎年この時期になると、ぼんやりしていたら人の一生なんてあっという間なのだなぁ、と感じる。
散り際の姿がそう思わせるのであろうか。

散り際といえば、モクレンはそろそろ散り始めている。
咲いている時は実に派手な姿なのだが、散った後は、なんというか、ぼてっと茶色く変色し、汚いゴミ、という形容がぴったりだ。
進化の過程で、散り際の美しさは考慮されなかったのだろうか。
まぁ、桜吹雪ではなくモクレン吹雪なんてものが降ってきたら、僕は走って逃げますが(笑)。



若い頃は動きのあるものに興味を示し、年齢を重ねるごとに動かないものに興味が移行する、、らしい。
最近花ばかり撮っているのはそのせいなのか、と半分納得するにしても、行き着く先は「石」になる、、、、らしい。
そういえば、宮田珠己の新刊「日本全国津々うりゃうりゃ」の中で津軽に石を拾いに行く話があったが、石拾い面白そうだな、と思っている自分がいる。
とは云え、石の写真を撮るのもいかがなものか(笑)。
かなり難易度高そうである。
が、ちょっとやってみたい気も・・・



満開の梅にカメラを向けると「イェーイ!」と新芽が割り込んできた。
ひょうきんな奴である。
つーか誰だお前。

以前、HTMLをがしがし書いてHPを作成した頃、クロスブラウザの問題はいつも悩みの種であった。
IEとNNで挙動が異なるのはもちろん、MacのIEとNN、Safariが加わって訳が分からない。
Macユーザから掲示板のCGIが上手く動かないと連絡があったので、確認のためだけにMac miniを購入した程だ。
時代は流れ、今はBlogという形態をとっているので、その辺はフレームワークが何とかしてくれているのだろうと思い、全く気にしていないが、どうなんだろうか?

目下のところ問題は、色である。
ICCプロファイルは、サポートするブラウザが最近のバージョンに限られるため使っていなかったのだが、PSでJPEGに変換したとたん色味ががらりと変わる場合があるので、やはりICCプロファイルを埋め込むことにした。にもかかわらず、IE9は彩度が高くなる傾向にある。
もう面倒臭いので、ICCプロファイル+Safariをリファレンスとすることにする。
他はもう知らん(笑)。